事業概要

 

 

 

ごあいさつ

組合長 山田 都照(やまだ くにてる)

 平成30年3月に組合長に就任しました山田都照(やまだ くにてる)でございます。

 本地区は、濃尾平野の南西部に広がる豊かな水郷地帯でしたが、市街化を求める声が高まり、昭和60年頃から市街化区域への要望活動を続け、平成19年8月に市街化区域へ編入されました。
 平成20年2月に土地区画整理組合を設立し、平成25年に地区全域の仮換地指定を行い、令和4年度で組合設立から15年目を迎えております。

 当地区は、名二環や国道23号にも近接しており、自動車交通の利便性が高い地域です。そうした地の利を活かし、地区の核としてイオンモール名古屋茶屋を誘致し、平成26年度に開業しております。現在は、多方面からも多くの買い物客が訪れ、賑わいをみせています。
 また、イオン周辺にもさまざまな商業施設が建ち並び、新たな街として更なる変貌を続けています。
 本事業では、大規模な公園や調整池を整備するとともに「茶屋新田まちづくり地区計画」を定め、まちづくりのルールに沿った緑豊かでゆとりある安心・安全な市街地の形成を進めています。平成27年7月には、周辺環境と調和した荘厳な名古屋市第二斎場も供用となりました。

 ここ南陽町は、伊勢湾を望む絶好のロケーションにあり、「南の陽(ひなた)」という地名にもあるように、青い空が広がり暖かさが感じられる風土にあります。
 このような環境を活かし、平成27年2月には、この地域の名称を『アクアヴェルデ南陽』と名付け、商標登録しました。
 わたしたち役員は、本事業によって「誰もが住みたくなる、訪れたくなるまち」への変貌を遂げていきたいと考えており、新しい住民の方々を温かく迎え入れるためには、ホスピタリティ(おもてなし)の心が必要であり、そうした方々の視点からまちづくりを進めていくことが重要であると考えております。

 土地区画整理事業を完了するためには、多くの時間がかかりますが、私たちの愛するこの地を、子や孫の世代が住みやすく、誇れるまちを形成するため、我々組合役員は一致団結して、努力していきます。

事業概要

本事業の目的

 本地区は、土地改良事業による基盤整備が行われ、大半が農地として土地利用されていますが、都市計画道路東海橋線の沿線では商業施設が多く出店しており、住宅地の増加の影響と分家等による住宅が建ち始め、スプロール化が進行しつつあり、平成16年8月の南陽大橋の開通により、広域的な幹線道路の整備が進みつつある地区です。
そこで、本事業は、地区内の都市計画道路2路線(戸田荒子線、万場藤前線)に加え、新たに都市計画道路3路線(西茶屋線、東茶屋線、南秋葉線)を配置する等、道路、公園等の面的な整備改善を行い、宅地の利用及び公共福祉の増進を図り、健全で快適な市街地を形成するものです。

本事業の名称

名古屋都市計画事業茶屋新田土地区画整理事業

施工者の名称

名古屋市茶屋新田土地区画整理組合

施工地区の区域

名古屋市港区大西一丁目及び西茶屋二丁目の各全部
名古屋市港区秋葉二丁目、秋葉三丁目、大西二丁目、大西三丁目、川園一丁目、川園二丁目、西茶屋一丁目、西茶屋三丁目、東茶屋一丁目、東茶屋二丁目、東茶屋三丁目及び東茶屋四丁目の各一部

施工地区の面積

1,475,000㎡

減歩率

公共減歩率 15.29%
保留地減歩率 20.47%
合算減歩率 35.76%

事業費

38,200,762千円

事業施行期間

組合設立認可公告日(平成20年2月15日)から令和9年3月31日

土地利用計画

 将来の土地利用については、住宅地を中心として、戸田荒子線と万場藤前線が交差する付近に広域的な集客施設として多機能複合型商業施設の立地を図ると共に、主要幹線道路の沿道には沿道型商業施設の立地を図ります。

事業計画

(1)道路
道路については、都市計画道路戸田荒子線(幅員28m)及び万場藤前線(幅員20m)に加え、新たな都市計画道路として西茶屋線(幅員12~16m)、東茶屋線(幅員16m)及び南秋葉線(幅員16~19m)を整備し、これらの道路を基幹とします。
また、幅員6mを標準として幅員4~16mの区画道路(都市計画道路南陽線に隣接して2mの区画道路)を配置し、更に幅員8m及び幅員4mの特殊道路を配置します。

(2)河川・水路
排水方式は、雨水と汚水を分離した分流式とします。雨水排水は、道路側溝より函きょを経由して東小川へ排出します。

(3)調整池
開発整備に伴う雨水流出量を抑制する施設として、面積1haあたり700㎥を基準として、地区内に7ヶ所の調整池を設置するほか、名古屋市が調整池機能を備えた公園を整備します。

(4)公園・緑地
利便性及び誘致距離等を考慮し、近隣公園1ヶ所、街区公園5ヶ所及び緑地2ヶ所を配置するほか、名古屋市が市民の環境学習の場となる公園を整備します。

(5)移転・移設
公共施設の整備及び宅地の造成に伴い、建築物351棟等を移転します。
既設道路に設置又は埋設されている電柱、上水道管、ガス管及び農業用水路(パイプライン)等は必要に応じて移設します。

(6)供給処理施設
上水道、下水道及び都市ガスを、地区内全域に供給できるよう整備します。

(7)公益的施設
公共的施設として、地区南東部に名古屋市第2斎場が都市計画決定されており、本事業により用地を確保します。

定款

土地区画整理事業に関して、必要な事項を定めたものです。
⇒ 定款について詳しくはこちら
⇒ 事業計画図はこちら

これまでの経緯

  • 2007年(平成19年)  8月  市街化区域へ編入
  • 2008年(平成20年)  2月  名古屋市茶屋新田土地区画整理組合設立
  • 2010年(平成22年)  3月  第1回事業計画変更認可
  • 2010年(平成22年) 10月 第1次仮換地指定(イオンモール予定地等)
  • 2012年(平成24年) 12月 第2回事業計画変更
  • 2013年(平成25年)  4月  第3回事業計画変更
  • 2013年(平成25年)  4月  第2次仮換地指定(第1次仮換地指定地を除く全事業区域)
  • 2014年(平成26年)  6月  イオンモール名古屋茶屋オープン
  • 2015年(平成27年)  3月  第4回事業計画変更
  • 2017年(平成29年)  2月  第5回事業計画変更
  • 2021年(令和3年)  11月  第6回事業計画変更

組合だより

組合の活動報告です。(定期的に組合員へ発送している内容です。)
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組合のマイナンバー保護方針

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リンク

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⇒ 名古屋市ホームページ
⇒ 名古屋市都市計画情報提供サービス
⇒ 名古屋市土地区画整理連合会
⇒ 名古屋市交通局
⇒ 三重交通
⇒ イオンモール名古屋茶屋

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